踊ろう鈴蘭通りで！西川流日本舞踊と台湾旧市街を組み合わせたアートフェスティバル「鈴蘭通り西川祭」-西川淑敏舞踊知家 Odori Tomoie

媒體報導

2022.10.22

踊ろう鈴蘭通りで！西川流日本舞踊と台湾旧市街を組み合わせたアートフェスティバル「鈴蘭通り西川祭」

台湾初の和風フェスティバルイベント「鈴蘭通り西川祭」が第四回鈴蘭通り散策納涼会で2022年10月22日に台中市中区中山路にて盛大に開催された。名古屋西川流台湾支部「西川淑敏舞踊知家」が主催企画した。歴史ある日本の伝統芸術「西川流日本舞踊」と日本統治時代の台湾で最も賑わった百年の古い街「鈴蘭通り」を組み合わせ、西川流日本舞踊の大規模上演を行い、百人単位の観客が浴衣をまとい街をパレードした。また、和風定番グルメ市場、日本文化体験などの内容を盛り込み、一日二百人を超える浴衣体験、百人餅つき体験、百人和菓子体験も実施した。第四回鈴蘭通り散策納涼会の十大テーマイベントの中でも観光客が最も集まる高い観光スポットとなり、盛大で活気に満ちた和風祭りとなった。

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「鈴蘭通り散策納涼会」は台中で最も特色のある大型地方アートフェスティバルで、そのデザインコンセプトは日本統治時代の台中で最も賑わっていた街「鈴蘭通り(現在の台中市中区中山路)」に由来する。当時の町内会は商売繁盛のため、毎年市祭り「納涼市」を開催し、パレード、ショー、イベント、仮装コンテストなどのイベントを通して、台中市街に賑わいをもたらした。20世紀初めの台中の人々の共通の思い出であるという。

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台中市中区のかつての繁栄を取り戻そうと、2019年に中城再生文化協会と西川淑敏舞踊知家が共同主催した「鈴蘭通り散策納涼会」は、日本統治時代の「鈴蘭通り」と「納涼市」を基に、地元の歴史と文化の特色を結び付けて台中都市の祭りを再現し、一万以上の人々を旧市街に引き入れた。そして台中旧市街に新しい活気をもたらした。今年で4回目を迎え、注目を集める一大地方祭となり、地元商店街や市民からの反響も大きく、毎年10月の第3週末に設定され、第5回は2023年10月21、22日に開催される予定である。

鈴蘭通り散策納涼会と共同主催した「西川淑敏舞踊知家」は、日本の伝統芸術と台湾の現代文化を融合させた台湾初の美学実験空間であり、日本舞踊の最も古い歴史を持つ百年流派である「西川流」を受け継ぎ、西川流師範免許を取得した台湾の第一人者である名古屋西川流台湾支部長の西川淑敏先生が率いる、台湾でトップクラスの日本舞踊専門パフォーマンスチーム、日本舞踊教室、イベント企画チーム、着物着付けチームを作り、西川流日本舞踊の百年芸術の美を台湾で広めることに力を入れている。

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名古屋市と台中市は2019年に「旅行者友好都市交流協定」を結んで姉妹市となっており、名古屋西川流台湾支部長の西川淑敏先生も2019年に第1回「鈴蘭通り散策納涼会」を催し、名古屋と台中の国際交流を深めている。西川淑敏先生は地元の台中人として、台中を愛する気持ちと使命感を持って、10年間以上も東京と名古屋に通い続け、西川流日本舞踊を深めていくと同時に、その芸術が台中観光をリードするように努力を惜しまず、西川流日本舞踊芸術の力を通して、台中の文化特色と地方観光を推進し続けてきた。更に台湾と日本の芸術交流を促進し、全台湾、全日本及び全世界まで、更に多くの人に名古屋と台中という美しい都市を知ってもらいたい一心で取り組んでいる。

西川流日本舞踊百年の真髄を継承した西川淑敏舞踊知家は、日本の伝統芸能と台湾の現地文化の融合を積極的に試み、時代を超えた生活美学を提案している。西川淑敏先生は「西川流日本舞踊を習って優雅、自信、健康になれることを、より多くの台湾の皆様と分かち合いたい」と話し、名古屋西川流台湾支部が独自に生活に根ざした日本舞踊の授業、体験活動、公演、講座、展覧、学校美的教育などの多様な形式を通じて、台湾の人々が異なる角度から日本舞踊の魅力に触れ、芸術教育のルーツと地方観光の発展を促進し、「日本舞踊を現代生活に根づかせる」というビジョンを実現した。

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4年の歳月を経て、西川淑敏舞踊家は2022年「第四回鈴蘭通り散策納涼会」、新たな一歩を踏み出し、西川流日本舞踊の延長線上で台湾初の野外アートフェスティバル「鈴蘭通り西川祭」を開催した。台中鈴蘭通りの旧市街を会場とし、十回以上の西川流日本舞踊の華やかな公演を行い、餅つき、手作り和菓子、ヨーヨー釣り、太鼓打ち、音頭踊りなどの日本文化体験と、台湾でも人気の和風グルメ屋台を紹介し、「台湾兜武士隊」、「舞の鼓太鼓」、「日本抜刀道連盟台中支部演武」などの日本伝統芸術の公演を招き、大人と子供が存分に旧台中鈴蘭通りを歩き回り、西川流日本舞踊の百年芸術美に間近に接した。

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西川淑敏舞踊知見家によると、鈴蘭通り西川祭は西川流の祭りだけでなく、すべての台湾人の祭りであり、「鈴蘭通り散策納涼会」と「鈴蘭通り西川祭」が毎年盛大に行われることを期待しているという。日本の伝統芸術と台湾の現地の独特な組み合わせを用いて、台湾に新たな地方観光の特色を作り出し、日本と台湾の芸術交流を促進し、台湾の豊かで多元的な文化を更に発展させて行きたい。

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